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コスト拡大の間接被害もある

企業のパソコンがウイルスに感染すると、信用問題が起きてしまう可能性があることは、多くの人が許容していることかもしれません。しかし、信用問題ばかりでなく、コストが拡大することもまた、ウイルス感染による間接被害とも言えるでしょう。たとえば、企業内パソコンの一台がウイルスに感染し、企業内ネットワークにも被害をもたらし、そうして、インターネットに上に飛び出し、ネット取引相手のパソコンにも、被害を及ぼしたとします。法律問題にならなかったとしても、取引上の問題から、相手の被害の修復を行うようになり、しかも、自社の担当技術者が足りないということであれば、新しい人材の登用が必要になります。もちろん、自社内のネットワークにおいても、人材不足が災いするかもしれません。
つまり、コストの拡大とは、こういう人件費の増大のことを含んでいます。さらに、複数のパソコンが使えなくなったり、あるいは、ネットワーク自体も、修復不可能となれば、その改修コストも掛ります。その上、修復期間中に、通常の営業活動ができなければ、収益に関わってきます。企業規模によっては、運営自体の存続が危ぶまれることも、想定上、可能です。このように、ウイルス一つで、被害が限りなく広がっていく場合があることを十分踏まえておくことが大切です。

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