パソコンのウイルス被害は、少々自然災害に似ているところがあるかもしれません。もっとも、自然災害は、人間の手で行ったものではないので、元々の源が異なります。けれども、その被害の拡大の仕方が似た様です。つまり、一次被害と二次被害があることです。まず、自然災害においては、最初の被害である地震そのものや津波、あるいは、自然発火による山火事などが起こります。しかし、人命救助などに出掛けた救急隊員等が、ヘリコプターなどの事故に見舞う可能性もあります。これが二次被害となります。地震や津波の場合は、余震や第二波などもあり、源それ自体への警戒も必要です。
これをパソコンのウイルスに当てはめれば、一次被害が、パソコンそのものの被害になります。ファイルの欠如やプログラムの破損による、機能不全などです。けれども、これは、ローカルレベル、つまり、自分のパソコンのみの話であり、二次被害とは、自分以外にもウイルスが拡大することです。近年は、パソコンのネットワーク化は当り前であり、インターネットは、日常品のようにもなっています。ある人のパソコンがウイルス被害に遭い、メールのプログラムに浸食し、ウイルスメールを拡大する場合もあります。あるいは、全く自分には被害がないのに、中継基地にされてしまっている場合もあります。以上が、ウイルス被害の代表的なものと言えるでしょう。